楽器博物館

先週のツアーの時に浜松市内にある、『楽器博物館』へ行ってきましたっ♪

実は浜松に楽器博物館があることは知らなかったのですが・・・たまたま通りがかった時に
気になってしまい、ホリワイアンズみんなで遊びに行くことにしました。

別にバカにしてた訳じゃないのですが、市立の博物館なので規模的にどんなもんかな？？
なんて思ってたのは確かです。。

で、いざ入ってみると・・コレがメチャメチャスゴイっス！！
結構な広さのある博物館は2階建てになってて、2つのフロアに所狭しと楽器が並べてあります！

まずは入り口付近に、デッカイ大砲みたいな太鼓です。


デカ過ぎてどんな風に演奏してたのか全くわかりません。。
まあ、恐らくですが・・兎に角、力の限りおもっきりシバいてたんやと思います。

で、中に入ってみると丁度バンジョーをピックアップしたイベントを開催してたみたいで
バンジョーがたくさん並んでますっ☆


別のところにもたくさんのバンジョーが！！


もの凄く古いモノから、最近のモノまで恐らく200本以上展示してあったと思います。

初期のバンジョーはフレットが無くて、もはやこんなんで演奏できんのか？？
みたいなんがたくさん並んでましたっ☆

さらにウロウロすると金ピカに輝く楽器たちが！！

どうやら1個につき1音ぐらいしか出ない楽器達らしく、贅沢なぐらいたくさん並んでました。

こんな見たことない楽器も並んでます。

どうやって音鳴らすの？？って感じの楽器がたくさんあって、楽しいです♪


さらにデッカイオブジェ・・・と思ったらコレも立派な打楽器らしく、身体の部分に切れ目を入れて
中がくり抜いてあるらしく、叩いて音を出すらしいです。


儀式の時にみんなでシバいて楽しむ・・みたいなこと書いてあったと思います。。
ということは写真のコレは、シバキまわされた年季の入った楽器だと思います。

見た目はポリネシアンのTIKIに、よく似てる感じです。
まあ、TIKIはシバかれたりはしませんが。。

もちろん、日本古来の楽器も展示してあります。


あっ！そうそう、この博物館の凄いところは様々な楽器の音が聴ける試聴機が
各楽器の前に置いてあって、見たことない楽器の音が聴けるところです。

見たことも聴いたことも無い楽器ばかりなので、そんな楽器の音が聴けるって
メチャメチャ貴重なことだと思います。

もちろん今では、世界にもわずかな数の演奏者しかいない楽器の演奏が聴けたり、
もう演奏する人がいなくなってしまった楽器の音が聴けたりと相当貴重な音源が聴けます。

フレットが3つぐらいしかない楽器なのに、メチャメチャ優雅に多彩なメロディを
演奏してる音源だったりと、どうやって？？ってのもたくさんあって相当楽しいです♪

電子楽器のコーナーには世界で最初のドンカマ、つまり電子メトロノームが展示してありました。


今ではカード型のがあるくらい小型化したメトロノームが、最初はこんな大きさだったらしいです。
なんちゃらかんちゃらサンが開発したらしいのですが・・詳しいことはキレイさっぱり忘れました。。
あまりにもデカイっス。。。
しかもヒクぐらい高価だったらしいです。。

ちなみにドンカマってのは、↑の商品名らしく、ソレがメトロノームの呼び名として定着したらしいです。
といっても・・みなさんはドンカマとか言わないですよね？？

ドンカマはミュージシャンの間では、使う人は使うって感じの単語です。
ちなみにボクもたまにドンカマ聴きながら録音する？？って感じで使ってます。


その他にもハモンドオルガンやウーリッツァはもちろん、日本初のシンセサイザーなども
展示してあります。

画像はありませんが、ピアノコーナーでは鍵盤を押してから弦をハンマーで叩いて音を出す
メカニズムが展示してあるのですが、フランス式やドイツ式、ウィーン式、チェンバロなどなど
様々なピアノ・ピアノ類の楽器の発音メカニズムまで詳しく展示・説明してあって、
ほんとスゴかったです☆

正直言って、ピアノの鍵盤メカニズムにフランス式とかウィーン式とかあるの、知りませんでした。。
ピアノひとつ取っても、スクエア・ピアノやアップライトの原型のジラフ・ピアノなど
見たことないピアノがたくさん展示してありました。

ちなみに博物館のロビーにはお土産物コーナーがあるのですが、
ソコの店員さんの接客がスゲェ熱かったです☆
売る気レベルが非常に高い店員さんばかりで、商品をチラチラ見てるだけで、
ガンガン説明してくれはるので、楽しかったです♪

音楽に携わる方はもちろん、そうでもない方もマジで面白いので
機会があれば、ぜひ一度遊びに行ってみてください～☆