Bob Brozman
- 2013/04/28
- 14:42
先日、ナショナル・リゾネーター、ワイゼンボーン、インディアン22弦ギター、ウクレレ、

チャランゴなどの名手で、偉大なミュージシャン、Bob Brozman氏が亡くなられました。
享年59歳。
一昨年はBill Tapia氏が、今年はBob Brozman氏が、と、素晴らしいミュージシャンの方々が
次々に亡くなられて、とても哀しいです。
彼とは2009年のSweet Hollywaiiansのツアー時にサンフランシスコ郊外の町
バークレーにある"Freight & Salvage"で共演させていただきました。
Sweet Hollywaiiansであれほど緊張した時は無い!ってぐらい緊張したライブでした。
でも、ライブ後に僕らの演奏を褒めてくださったので凄く嬉しかったです。
その日の数日後にSanta Cruzで行われたBob Brozman氏のライブに遊びに行き、
彼のホームとも言えるSanta Cruzでの演奏を見たときは衝撃でした。
まるで野獣のように大胆で、凄まじく情熱的でありながら、情緒的で色彩感豊かなフレーズと
緻密で繊細でありながら、もの凄く情熱的で野性味溢れるグルーヴに鳥肌が立ったことは
今でも鮮明に思い出せるほど素晴らしいライブでした。
感動しすぎて、売ってたCDを全種類買って・・・と思ったらお金が足りなかったので・・
とにかく買えるだけ・・と、CD2枚買ってサインを求めたら、
「おおっ!俺は日本語も書けるんだ!」と言って、わざわざ僕のCDに「ぼぶぶろずまん」と
平仮名でサインしてくれて・・・英語じゃなければ僕が書いたみたいなんですけど・・・
と、思ったこともまるで昨日のコトの様に思い出せます。
あれほどパワフルで情熱的な方が59歳という若さでお亡くなりになるなんて・・・
とても信じられません。
あの素晴らしい演奏がもう聞けないと思うと哀しいです。
今はただただご冥福をお祈り致します。
RIP Mr,Bob Brozman.

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